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所在地   秩父多摩甲斐国立公園内
山梨県甲州市上萩原字萩原山 標高1,700米

 秩父多摩甲斐国立公園は、埼玉、東京、山梨、長野の1都3県にまたがる、素朴で美しい自然に恵まれた公園です。雲取山から甲武信ヶ岳、金峰山へと連なる奥秩父の山々を中心とするこの公園は、荒川、多摩川、笛吹川(富士川)、千曲川(信濃川)などの源流域となっています。

 複雑な地形のために刻々と移り変わる稜線の風景、幽遠で清涼な渓谷。これらに森林植生のよさが加わり、新緑と紅葉があざやかな美を競う景観は、日本を代表する風景の1つです。

◆ヒュッテの沿革
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建設の発案者は、勝縁荘(大菩薩の山小屋)の益田勝俊さんでした。昭和30年(1955)にクラスで大菩薩峠ハイキングの時、勝縁荘に泊まり、益田さん・引率の先生・生徒が意気投合「国有地の使用許可・小屋建設等全部面倒をみる」と言われ、卒業記念に山小屋を贈ろ うと言うことになりました。
後日、校長以下が現地を視察、そしてヒュッテ建設は、あっという間に具体化し、昭和31年及び32年卒生より記念として建てられました。

昭和31年    ヒュッテ建設
□□36年    夏休みクラス毎の大菩薩合宿が始まる
平成 元年    ヒュッテの公式行事としての利用が廃止される
□□03年    ヒュッテの管理運営を山岳部OB会が受託   
           同時にOBのボランティアによる大改修を実施
□□05年    ソーラー発電システムを設置
□□06年-7年   内装改修・ベランダ増設 
□□11年    玄関・台所大改修
□□18年    同窓会50周年、山岳部同窓会ヒュッテ管理15周年。
         同窓会よりヒュッテ運営に貢献があったと式典にて表彰を受ける
□□19年    屋根全面葺き替え。外壁防腐剤塗布。内装補修
□□20年    山梨県と借地契約更新(2028.3.31まで)
□□24年    ピコ水力発電機(水車)設置完了。小屋の土台ジャッキアップ

◆運営「大菩薩ヒュッテ管理委員会」
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◎ヒュッテの運営は、『東京都立武蔵高等学校・附属中学校 大菩薩ヒュッテ管理委員会』が行っています。
 委員会は都立武蔵高等学校・付属中学校の「教職員」「PTA」「同窓会」「山岳部同窓会」で構成されています。
 現在、ヒュッテの運営費・経費等は、同窓会・PTA・利用料・カンパ・山岳部同窓会によってまかなわれています。