都武蔵OBで山岳部OBでもある中里京子さんの最新翻訳本!
『昆虫絶滅』
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https://www.hayakawa-online.co.jp/shopdetail/000000015659/date_2023_12/page1/order/

…私は2/3の東京新聞「私の愛読書」欄で初めて知ったのですが、既に福岡さんやら養老さんやらがこの本について大絶賛されているようです(AMAZON情報)。実際の本を読んでいないのですが(読まれた方、ぜひ感想をお寄せください!)、『ハチはなぜ大量死したのか』(これも中里さん訳)で提起された問題の延長線かと。
昆虫がいなくなると、昆虫に受粉のお手伝いをしてもらっているすべての果実が実らなくなる=食糧危機、人類絶滅の引き金になる・・・単に「昆虫好き」な人たち向けの本ではないです。

中里さんの訳本のジャンルはそうとう多岐に渡っています~~
・昆虫系:上記2冊以外にも『食べられないために~逃げる虫、だます虫、戦う虫』・・・
・科学系問題提起:『果糖中毒~19億人が太りすぎの世界はどのように生まれたのか?
  『勝手に選別される世界~ネットの評判がリアルを支配するとき、あなたの人生はどう変わるのか
  『第一印象の科学~なぜヒトは顔に惑わされてしまうのか?』・・・
・国際政治系:『ビルマ 危機の本質』
  『言論の不自由 香港、そしてグローバル民主主義にいま何が起こっているのか』・・・
・こんな本まで!?:『チャップリン自伝』・・・

・・・『ボサツ図書館』立ち上げ時に多くの訳書を寄贈いただいたので、都武蔵図書室にもヒュッテにも多くの蔵書があります。ぜひ興味のあるジャンルで中里さんの訳に触れてみて!!
(「わたしも翻訳の仕事をしてみたい!」という方がいたらぜひ声をかけてください。「中里さんと語る翻訳の世界」みたいな企画もできないかな?)